品質管理
品質管理
ニューオークボは、国内における乾燥パスタや生パスタの生産・開発におけるパイオニアとして、創業以来パスタ一筋で歩んできたパスタメーカーです。ニューオークボのパスタ・スパゲティのおいしさの秘密は、余計なものを加えず、こだわり素材の持ち味をそのまま鮮明に引き出していることです。余計なものを加えずパスタ・スパゲティをつくるために、品質管理には何よりも気を使っています。クリーンな環境で、独自に設けた厳しい検査基準をクリアできて初めて、安心・安全と共にニューオークボのパスタ・スパゲティとしてお客様に届きます。
厳しい検査基準
厳選された原料を使っているニューオークボのパスタ・スパゲティは、素材の味が鮮明に出るように余計なものは加えていません。社内と社外でニューオークボ独自の厳しい検査を行い、そのすべてに合格したものだけをニューオークボのパスタ・スパゲティとして出荷しています。
① 官能検査
ニューオークボは変わらないおいしさをお届けできるよう、今まで培ってきた熟練のノウハウを頼りに、職人達がパスタ・スパゲティの色味やツヤ、弾力、食べた時の味を判断しています。
Pointここがすごい!
ニューオークボは、製造から消費まで一気通貫しており、お客様においしいパスタ・スパゲティを提供する場として直営店スピガを運営しています。パスタメーカーの視点だけでなく、パスタを提供するシェフの気持ちや食べる方々の気持ちを誰よりも理解しています。お客様とお店両方の視点でパスタに向き合っているからこそ、皆様にとって最高品質のパスタ・スパゲティをお届けできるのです。
② 物性検査
ニューオークボは変わらない品質を維持できるよう、検査機器を活用し、水分量、弾力、長さや太さのムラがないか、基準に沿って客観的に判断しています。
③ 微生物検査
安心・安全をお届けするために、ニューオークボでは外部検査機関を活用しているほか、自社でも検査体制を整備しています。この検査に合格し、安心・安全が保証されたパスタだけが市場に流通するよう管理しています。
Pointここがすごい!
ニューオークボ独自の方針として、乾燥パスタにも生パスタと同じ衛生基準を設けています。食品衛生法において乾燥パスタは衛生規範が定められていませんが、ニューオークボでは安心・安全を追求し、すべてのパスタ・スパゲティに厳しい検査を行っています。
<ニューオークボでの検査>
• 第3者機関での検査を実施し、時間をかけて精度の高い検査を実施している
• 自社内で微生物検査の設備を保有し、検査結果までの時間を第3者機関で要する48時間から24時間以内 に短縮することで、万が一の場合でも、市場にニューオークボのパスタが出回ることのないようスピー ディーな検査体制を整えている
• これらを組み合わせて精度とスピードの両立を実現している
温度管理
素材の味を大切にするニューオークボの乾燥パスタや生パスタには、温度変化が大敵です。そのため、製造や配送のすべての工程で厳密な温度管理を欠かさず行い、安全でおいしい乾燥パスタや生パスタを、いつでもお届けできるよう努めています。
① 製造工程
小麦本来のおいしさ・風味を損なわないため、製造工程で発生する熱ができるだけ生地に伝わらないように最大限の配慮をしています。製造工程で一番注意したいのは、麺を押し出す時の摩擦による発熱ですが、これを40度以下に抑え、熱が加わらないよう徹底して管理しています。フレッシュな冷蔵生パスタは、品質に影響を及ぼさないよう製造後20分以内に冷蔵室へ移し、出荷作業も室温5度の環境下で行っています。
さらに工場内各工程に温度センサーを設置し、温度に異常があれば警告される仕組みとなっています。これにより、温度変化による製品の劣化を防ぐことができ、万が一温度変化によって製品に異常が発生した場合にも、どの部分で問題が生じたのかを即座に調査することができます。
② 配送
お客様のもとへ商品をお届けする際にも、温度管理がとても大切です。温度変化によって結露し、パスタの表面に水分がつくと、麺がほぐれにくくなり、通常よりも茹で上がりに時間がかかってしまいます。また茹で上がりに時間がかかることによって、小麦の香りや甘味も失われてしまいます。そのため、配送中の温度変化によって結露が発生することがないよう、配送業者と連携してお届けまでの温度データを管理しています。
HACCP
ニューオークボでは創業以来、多くのお客様と長年のお付き合いをしております。その信頼にお応えできるよう、原料の受入から製造、製品の出荷までのすべての工程において、HACCPに基づく衛生管理を行っています。厚生労働省HACCPチャレンジ事業に係る柏市での初めてのモデル事業者として、積極的に取り組みを開始しました。
HACCPとは、NASAで生まれた国際的な食品衛生管理手法です。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格委員会から発表された国際的な基準として、各国にその採用が推奨されています。
Pointここがすごい!
ニューオークボでは、乾燥パスタや生パスタを生産する各工程における管理データの記録はもちろん、製造に関わる従業員の健康管理も徹底しています。何より各従業員が高い衛生意識をもち、万が一のトラブル時にはすぐに原因を追究できる体制を整えています。作業着は全員の交換サイクルを会社ですべて管理し、常に衛生的であるように配慮しています。