生パスタの「生」の意味とは?本当に美味しい生パスタに出会う | 生パスタ製造・業務用卸・ご家庭向け販売のニューオークボ
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生パスタの「生」の意味とは?本当に美味しい生パスタに出会う

  

生パスタとは?

生パスタとは、乾燥パスタとはまた違ったもちもち食感が特徴のパスタで、本場イタリアでもよく食べられているパスタです。主な原料は、デュラム小麦、水、塩、そしてパスタの種類によっては卵が使用される場合もあります。生パスタの「生」とは「生で食べられる」という意味ではなく、乾燥させる前の柔らかい状態をキープした「フレッシュ」という意味です。そのため、乾燥パスタ同様に一度茹でなければ食べられませんが、水分を多く含んでいるので乾燥パスタと比較して茹で時間が短いのが特徴の一つです。

ニューオークボでは、スパゲッティ、フェットチーネ、タリアテッレ、タリオリーニ、ペンネマカロニ、リングイーネなど、豊富な種類の生パスタを製造・販売しています。

生パスタと乾燥パスタ(乾麺)の違い

生パスタの水分を蒸発させて、保存しやすいようにしたものが乾燥パスタです。ニューオークボの乾燥パスタは、生パスタと同じくタンパク質を多く含むデュラム小麦のセモリナ(粗挽き)と水と塩を練って作られたとてもシンプルなものです。大量生産されている多くの乾燥パスタは、90度近い高温でかつ短時間で乾燥させるのが一般的ですが、ニューオークボでは自然に近い温度で時間をかけてじっくりと乾燥させています。これにより常温で長期保存が可能な乾燥パスタのメリットに加え、熱による変性もないため、小麦の風味や旨み、甘味を閉じ込めたパスタになるのです。

生パスタは乾燥させていないパスタなので、冷蔵庫または冷凍庫で保存する必要があり、長期保存にはあまり向いていませんが、乾燥パスタとはまた違う生パスタ特有のもちもちとした食感を楽しめるのが大きな特徴です。乾燥パスタは、常温で保存することが可能で賞味期限も長いことから、イタリアを中心とした多くのメーカーがお手頃な価格で日本に乾燥パスタを輸出しています。ニューオークボのように手間暇を惜しむことなく作られた乾燥パスタは、どうしても大量生産が難しくなりますが、熱による小麦へのダメージを最小限に抑えることで、茹でた時に初めてパスタに熱が加わり、独特の食感だけでなく小麦の香りや旨み、甘味を存分に楽しめるようになるのです。ぜひ一度いろいろなメーカーの乾燥パスタを食べ比べてみてください。ニューオークボのこだわりや品質の高さを実感していただけると思います。

乾燥パスタ:一般的な茹で時間の目安:4分〜13分
生パスタ:一般的な茹で時間の目安:2分〜4分

生パスタの特徴

生パスタは乾燥パスタに比べて水分が多く含まれているため、よりもちもちとした食感を楽しめるのが特徴です。熱による生地へのダメージを極力抑えることによって、食感だけでなく小麦本来の風味をより引き立たせることができます。生パスタは茹で時間が短いので、食べる直前に茹でて手早くソースと絡めてください。生パスタがソースの旨味を吸収し、一体感のある一皿が出来上がります。

生パスタを美味しく味わう方法

生パスタをより美味しく味わって頂くためには、パスタの選び方が重要になるので、その主な選び方を3つご紹介します。

料理に合わせてパスタを選ぶ

スパゲッティ:ミートソース、オイル系、和風などどんなソースにも合う万能型。
フェットチーネ:ボロネーゼやクリーム系の濃厚なソースと相性が良い。
リングイーネ:濃厚なソースと相性が良い。
タリアテッレ:フェットチーネと同じように濃厚ソースと相性が良い。
リガトーニ:マカロニ状の直径が大きいパスタ。パスタの中に具を詰めて焼き上げてもおいしい。
ペンネ:ショートパスタ。グラタンやサラダなど用途が幅広い。
カッペリーニ:冷製パスタによく使用される極細麺。

生パスタの作り方

生パスタは大きく分けて「ロール製法」と「押し出し製法」の2種類の作り方があります。「ロール製法」は、うどんやそばの作り方のように、生地を平らに薄く延ばしてカットする作り方です。うどんやそばを作っている製麺所や自家製麺の多くはこの方法で製麺しており、生地に水を加え、小麦粉と水をしっかりこねて粘度を出す必要があります。一方「押し出し製法」は、生地に強い圧力をかけて”ところてん”のようにダイス(口金)から押し出し、パスタとして成型する製麺方法です。茹でたときに麺に水分が入り込みやすくなるという特徴があります。これはイタリアの伝統的な製法で、約90年前に前身の大久保マカロニがイタリアから押し出し機を輸入して以降、この製法をずっと守り続けています。

ソースの絡み具合に合うダイスを選ぶ

生パスタを押し出し製法で作る場合、ダイス(口金)の材質には「テフロン」と「ブロンズ(真鍮)」の2種類があり、材質によって生地を押し出すときの抵抗が変わるので、パスタの生地表面の質感に違いが出てきます。ダイス(口金)の種類に合わせてパスタのソースを変えると、パスタとソースの絡み具合も変わってきて、いろいろなおいしさを楽しむことができます。また、ダイス(口金)の形によって、同じ生地が細長いスパゲッティ、溝のあるペンネ、貝の形をしたコンキリエなど様々な形のパスタに成型されるのもパスタの興味深いところです。

テフロンダイス
テフロンダイスは、生地に圧力をかけて押し出す際に、生地への抵抗が小さいテフロンによってツルツルで滑らかな肌触りになることが特徴。テフロンが摩耗するとテフロン部分のみを交換するので、生産コストを抑えられます。パスタの表面に凸凹がないため、あっさりしたソースや、ペペロンチーノなどサラッとしたオイル系のパスタやスープパスタなどにおすすめです。

ブロンズダイス
ブロンズダイスは、生地に圧力をかけて押し出す際に生地への抵抗が大きく、ブロンズによって表面に凹凸ができるのが特徴。ブロンズが摩耗するとダイスごと交換する必要があり、テフロンと比較するとやや高価にはなりますが、伝統的な製法としてパスタ好きの方から根強い支持を得ています。ブロンズダイスで押し出されたパスタは表面がざらついており、また水分を含みやすいので、テフロンよりもちもちとした食感が強く、歯ごたえがあります。ソースと麺が絡みやすいので、クリーム系や濃厚なトマト系ソースとの相性も抜群です。

原料による風味の違いを知る

パスタの原料には、主に小麦粉が使用されていますが、メーカーによっては「米粉」や「そば粉」を使用して作られたパスタもあります。ちなみにニューオークボでは、瀬戸内海で唯一栽培されている国産デュラム小麦を使ったパスタを2021年から数量限定で販売しています。従来からニューオークボで使っているデュラム小麦とはまた違った風味や食感を楽しむことができます。

ニューオークボの生パスタの原料は、最高品質のデュラム小麦のセモリナ(粗挽き)を使用していますが、その中の一つであるフェットチーネには「国産ほうれん草」を練り込んだものもあります。ほうれん草をペーストにして練り込み、素材の香りや甘味をそのままに生かしている生パスタです。茹でたパスタは、ほうれん草の緑色が鮮やかに映えるので、トマトや黄色パプリカ、サーモンや魚介と合わせると、色合いも良く目でも楽しむことができます。

製法や技術へのこだわり

1982年に千葉県柏市で創業されたニューオークボは、デュラム小麦本来の美味しさと風味を引き出すパスタ作りにこだわっており、イタリアの伝統的な製法を守り続けています。プレミアムクラスのデュラム小麦のセモリナ(粗挽き)を専用粉として使用しているので美しい淡黄色、独特な食感、噛んだ時の心地良い音、上質な甘みがあり「五感で美味しさを楽しめる」よう、手間と時間をかけて丁寧に作られています。

ニューオークボの「伝統×素材製法」は、「イタリアの伝統製法」に「ニューオークボ独自の工夫」を掛け合わせたものづくりの核心的な製法です。原料、混合、熟成、成型、冷蔵(乾燥パスタの場合は乾燥工程)5つの工程すべてにおいて熱によるダメージを最小限に抑え、パスタを茹でた時に初めて加熱されることで、食べた時に小麦本来の持ち味が鮮明に現れるのです。

もっと詳しく知りたい方はこちら

生パスタと相性抜群なソースレシピ3選

海の幸トマトクリームスープ

生スパゲッティを使用したスピガ定番のスープパスタの王道。お好みの海の幸の具材を盛り付けて楽しめます。スープパスタなので太めのスパゲットーニもボリュームが出ておすすめです。見栄えも良いので、いつもより少し凝ったパスタを作りたい方や、何か特別な日などに作ってみてはいかがでしょうか。

詳しいレシピはこちら

サーモンとキノコのクリームソースほうれん草のフェットチーネ

サーモンに合う定番の組み合わせのクリームソース。ほうれん草を入れない代わりにパスタで色味を演出してくれる小洒落た一品。ニューオークボの生パスタの中でも唯一色味のついている、ほうれん草の生フェットチーネを使用したレシピは本格的な一皿となります。また、フェットチーネだけでなくバッパルデッレにするアレンジも可能です。

詳しいレシピはこちら

アスパラと生ハムのジェノベーゼ

生リングイーネを使用したスピガ(ニューオークボ直営店)直伝レシピのジェノベーゼパスタ。イタリア北部のリグーリア州ジェノバがジェノベーゼ発祥地です。リングイーネだけでなく、トロフィエというパスタとの組み合わせも有名です。今回は生ハムとアスパラを使用しましたが、海老やホタテ、イカなど海の幸との相性も抜群です。

詳しいレシピはこちら

ご自宅でも美味しい生パスタを食べられる

ヤマト運輸の宅急便でお届け!

お家でも「本格的なイタリアンを楽しみたい」「お店の味を楽しみたい」方は、是非一度ニューオークボの生パスタをお試しになってみてはいかがでしょうか。

ニューオークボの生パスタは「生スパゲティ」「生ペンネマカロニ」「生フェットチーネ」「生リングイーネ」「生フェットチーネほうれん草」「生スパゲティ(ノンテフロン)」の全6種類。賞味期限は製造日より10日間で、1食あたり173円〜購入することが可能です。

生パスタのオンラインショップ

ニューオークボのオリジナルレシピで作ったソースと冷凍生パスタのセット。素材の美味しさをそのまま生かしたソースはご自宅にある食材を加えて、アレンジして楽しむこともできます。こだわりのソースとパスタのセットは、1食あたり約400円とお手頃価格なので、本格的なお店の味をご自宅で気軽にお楽しみいただけます。

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